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自分年金の作り方


2008年06月09日 サンクコスト

[ことわざ]死んだ子の年を数えるな

池田小学校児童殺害事件から6月8日で丸7年になります。大切に育てた子供を、理不尽な方法で一瞬にして失うのですから、想像を絶する苦しみでしょう。もし今生きていたら中学生だなあ、等と思ってしまうのも、無理は無いことです。

死んだ子の年を数えるのは、精神や感情としてはもっともなことですが、経済に関して言えば、過去のことはさっさと諦めて、未来を考えるべきなのです。「死んだ子の年を数えるな」の他にも「覆水盆に返らず」ことわざがあります。

過去に投資した資金は、元には戻りません。これをサンクコスト(埋没費用)と呼びます。サンクコストは取り返せないのですから、将来の決断を下す時には無視すべきです。しかし、心理的な要因もあり、無視するのは難しいです。例えば、ダム建設や道路建設等の公共事業では、中止すると今までの費用が無駄になる、というお役所的理由で続けられ、結果としてさらに大きな無駄が生じる、ということがあります。株の場合なら、値下がりしても損切りをしなかったため、さらに暴落、等というケースが考えられます。

理論上は損切りすべきケース(持ち続けるとさらに損しそうな場合)でも、実際には、損切り出来ない人が多いと言われています。人はなぜ損切りできないか、という問題は心理学(行動経済学)の観点からは非常に興味深いことですが、その話は別の機会に、と思います。

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