小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」書評です。404 Blog Not Foundを書いているブロガー/プログラマーとして有名です。プログラミング言語Perlに関する書籍も執筆されています。
紹介する本では、ベーシックインカム制度(国民全員に一定額の生活費を支給)について議論しています。
ベーシックインカム制度は、堀江貴文氏や山崎元氏らも好意的に評価している制度です。2009年衆議院選挙では、新党日本がマニフェストに掲げていました。
小飼弾氏の提案で面白いのは、相続税100%による社会相続というものです。実現すれば、個人の財産を社会に回すことになり、お金が回るようになるのは確かでしょう。死んだら財産は不要、ということを考えると、確かに相続税を高くするのはナイスアイデアですね。
遺産というストックからフローへお金を動かす仕組みとして面白いですが、制度設計については、あまり触れられていません。相続税を利用するとしたら、果たして安定財源となるのか?遺産の不動産をどうするか?等の問題も出てくるでしょう。
具体的な政策としては詰めが甘いですが、アイデアが面白いので、読むに値する書籍と言えるでしょう。
Related posts: