ゼロからの不動産投資(赤井誠)

資産三億円、月収三百万円

普通のサラリーマンが大屋さん(不動産オーナー)となり、資産を築き上げる経過を記述した体験談。

ゼロからの不動産投資とは

サラリーマンがアパート経営を企画する時点から、不動産三棟の大屋となり、資産三億円、家賃収入三百万円、法人化に至るまでの体験を記した本。写真を多く掲載しており、リフォームや清掃による外観の印象の違いが理解しやすい。

物件を手に入れる時の契約トラブル、金融機関とのローン交渉、管理会社による営業の違い、空き室の多いアパートをどのようにリフォームして満室にしたか等、経験者ならではの現実を赤裸々に語っている点が印象的である。

入居者募集パンフレットの工夫、物件の清掃など、大屋さんの楽しさ、大変さ、苦しみを垣間見ることができる。 不動産経営を考えているサラリーマンOLには、大屋さん像をイメージするのに役立つであろう。

不動産登記、税金・節税等の解説は少なめで体系的でないので、別の入門書等を参考にすることも必要であろう。

赤井誠氏について

電機メーカーのサラリーマンをしながら不動産(賃貸アパート)オーナーでもあり、人気ブロガー(http://baby.6.dtiblog.com/)でもある。

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