ドルコスト平均法の落し穴

欠点も知っておきましょう

ドルコスト平均法は有効な場面も多いですが、万能投資方法ではありません。 欠点も知っておかないと、大損する可能性もあります。

相場の動きに確信が持てる場合

ドルコスト平均法は、購入期間の平均よりは有利に取引ができます。 しかし、どう頑張っても、購入期間の最も有利な相場に劣ります。 ここが山(あるいは谷)と確信した場合は、一括購入する方が利益が多くなります。

ドルコスト平均法は高値掴みリスクを減らす投資方法なので、大儲け(ハイリターン)を狙う場合は、他の投資方法が良いでしょう。

購入した通貨の暴落

ドルコスト平均法は、「毎月の為替相場は変動するが、長い目で見れば相場がほぼ一定範囲内にある(ボックス相場)」という前提があります。 相場が大きく変動しない場合は、売却時にも同程度の相場が期待できます。

しかし、購入通貨が暴落した場合には大きな損失になることがあります。 極端な例ですが、アメリカドルを1ドル100円前後で毎月購入していた場合、もし1ドル50円に暴落したとすると、大損になります。

アメリカドルやユーロのような強い通貨は暴落のリスクが低く、ドルコスト平均法はリスクが低いです。 しかし、弱い通貨に投資するときは注意しましょう。

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