やさしいベーシック・インカム

やさしいベーシック・インカム

アマゾン購入感想

未来への投資最近 耳にする機会が増えたベーシックインカムについて解説された一冊。


ベーシックインカムが実現されることによって解決される問題、新しい社会の展望と
実現手段についての論理的な検証がなされている。

ベーシックインカムが実現することによる一番のメリットは、
生活のために現在の仕事を選んでいる人たちが他の生き方を選ぶ後押しをしてくれる
ということにあると思った。

どっちにせよグローバル化、IT化、クラウド化が進んでいけば
今やっている仕事の多くは時給が圧倒的に安い外国人や機械にもっていかれる可能性が高い。
日本がこのままジリ貧になっていくよりは、
こうした思い切った施策を打って、独自の文化・仕事を産み出していく方が
未来に対する最良の投資になるのではないかと思う。

そういう「希望」が読んだ人の心に芽生える一冊だと思う。

解りやすいベーシックインカムの解説書自分自身、ベーシックインカムについては関心が高く。研究者の本を読んだり、講演を聴きましたが、本書は非常にわかりやすいと思います。解りやすさではトップクラスではないでしょうか。
貧困や格差対策としてのベーシックインカム。今後の社会保障の大きなひとつのオプションだと思います。
本書はベーシックインカムのすばらしい啓蒙書ではないでしょうか。
ただ、本書では、ベーシックインカムが特効薬的な書き方となっていますが、この点は是非とももっと詳細を分析する必要があるのではないでしょうか。ひとつの政策目的を達成するには多様な政策を複合的に組み合わせになると考えます。でも、大胆な仮説での説明をしているから読みやすいのも事実ですね。

日本へのベーシック・インカム導入を説く啓蒙書ここ2〜3年の間に日本でもベーシック・インカムが注目され、翻訳も含め関連書籍も刊行されてきたが、その実現のためには国家政策としての決定がなされなければならず、その第一歩として国民理解のための普及・啓蒙活動が不可欠だ。
日本でのベーシック・インカム実現のために書かれた本書は全3章からなるが、第1章「日本一よく分かる『ベーシック・インカム』」は、文字通りベーシック・インカムについての必要知識が平易な文章で書かれており、この部分だけをパンフレットにして全国民に配布したいくらいだ。
第2章「ベーシック・インカム実現への道」は、ベーシック・インカムをとりまく日本の現状、とりわけ社会保障の現状や国の財源・税収の問題などが取り扱われているが、それらとベーシック・インカムを結ぶ切り口がやや弱い感がぬぐえない。また、デンマークを「ベーシック・インカムがほぼ実現している国」と捉えていることには異論もあろうと思う。
第3章の本著者2名とホリエモンこと堀江貴文氏との対談は、完全に蛇足である。堀江氏が獄中でいかなる思想的体験を経てベーシック・インカム論者になったのかは、彼の著書を読んでいない私には分からないが、彼の大衆蔑視・エリート主義の本質は変わっていないようだ。新自由主義の経済学者、ミルトン・フリードマン同様、経済の効率化といった側面からベーシック・インカムを考えているようで、本書の基調とは、ずれている気がした。
とまれ、私も本書の帯に書かれているように、2010年にベーシック・インカムが最重要キーワードとして注目されるようになることを期待している。

どのベーシックインカムの本よりも分かりやすい一人でも多くの方に読んでもらいたい書籍です。今ベーシックインカムが盛り上がっており、私も学習中です。そんな中、本書は他のどの本よりも分かりやすく具体的に書かれています。ベーシックインカムが実現することにより、貯蓄にまわしているお金を有効活用することができる、年金問題の先送りを止めることができる、家計の負担が減る(様々な家庭でのシュミレーションもあり)などなど大きなメリットが期待できます。
国家の特別会計について分かりやすい解説があり感動しました。特別会計に関しては調べるのが困難だと思っていました。本書を読み、賢くなって国に騙されないようにしましょう。源泉徴収されている税金を見直しましょう。
堀江貴文さんとの対談も非常に面白かったです。
ふわこういちろうさんのイラストもとても素敵でした。

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