フリーターの年金
国民年金は年80万円
フリーターが国民年金保険料を40年納めると、受取額は年80万円です。
フリーターとは
フリーターとは、アルバイト等で生計を立てている人のことです。政府の定義では年齢等の基準もあるようですが、ここでは非正規雇用全般を指すものとして使います。
フリーターの年金
フリーターは国民年金に加入することになります。(労働時間等が一定の条件を満たせば厚生年金になります。) 国民年金保険料は平成18年現在月額13860円ですが、段階的に引き上げられ、平成29年に16900円となる予定です。
20才から60才までの40年間納め続ける必要があり、40年納めると、65才からおよそ年額80万円支給されます。(平成18年現在の数値です。将来減額や支給時期の遅延の可能性があります。)
厚生年金(サラリーマン)や共済年金(公務員)より給付金が少なく、正社員とフリーターの年金格差も問題視されています。
納付期間40年のうち、最低でも25年以上納めていないと、国民年金はまったく支給されない、という加入者にとって理不尽な制約があるので注意しましょう(厚生年金加入期間がある場合はそれを含めて25年)。 25年以上40年未満の場合は加入期間に応じて支給されます。
国民年金免除制度
収入の少ない人は、免除制度を適用できることがあります。 収入により全額免除、1/4免除、半額免除、3/4免除が受けられます。 ただし免除される場合、受け取り額も減額されます。 免除条件は本人の所得や家族構成等によって異なります。 詳しくは、お住いの社会保険事務所にお尋ねください。