固定金利と変動金利
物件をローンで購入して不動産投資を始めるときには、ローン金利に注意しましょう。
固定金利とは
固定金利とは、ローン借り入れの時点で、金利が決められている場合をいいます。 金利が変わらないため、返済計画が立て易いというメリットがあります。 ただし今後の金利上昇を織り込んで高めの金利設定のローンが多いです。
変動金利とは
変動金利とは、借りている間にも随時金利見直しを行う場合をいいます。 2007年現在では金利が低いですが、今後金利が上昇した場合には、返済額が増えることになります。
どちらを選ぶべきか
2007年時点では変動金利の利率がかなり低いです。ローンの初めの数年の金利が低ければ、その後金利が上昇してもトータルで固定金利よりも有利な可能性も考えられます。 ただし金利が急激に上昇した場合は、最悪の場合家賃収入より月々の返済額が大きくなる可能性もあります。 固定金利は比較的ローリスクローリターンなのに対して、変動金利はハイリスクハイリターンといえるでしょう。
不動産投資自体にもリスクがありますから、金利においてもハイリスクハイリターンな変動金利を選ぶのは、リスク過剰になりやすいです。 不動産の他の資産との兼ね合いも考慮する必要がありますが、固定金利のほうが無難だと思います。