株式会社とは
会社の仕組みや株主の役割の解説
資本主義における会社の仕組みを学びましょう。
会社とは
会社とは、事業を行う法人(物理的には人ではないが、 法律上は人のように財産権や裁判権を持つ組織)のことです。 現行の法律では、合名会社、合資会社、有限会社、株式会社の4つがあります。 新会社法(平成18年から施行予定)では、 有限会社が株式会社にまとめられる予定です。
株式会社とは
株式会社とは、株式を発行して資金を調達し、事業を行う法人のことです。 株式が公開されていれば、株式を購入することで誰でも出資者(株主)になれます。
事業が成功して利益があがれば、株価が上昇するので株主の利益にもなります。 株主は株数に応じて配当金や株主優待を受け取ることもできます。 反面、事業がうまくいかなければ配当金は無く、株価も下がります。
経営者と株主
株式会社では、事業を遂行する人(経営者)と株主は異なります。 企業によっては経営者=筆頭株主ですが、一般には異なります。
経営者と出資者が別人でも構わないため、 ビジネスの手腕のある人は、自己資金が無くても、 株式発行により資金を集めて事業を行うことができます。
会社は誰のもの?
会社は株主のものです。 会社の経営者である会社の社長や役員などは、株主総会で決定されます。 株主は、所有株数におうじて、株主総会で議決に参加することができます。