株価分析

割安な株を探す

会社の業績分析を行い、期待できる会社を見付けたら、株価が割安かどうかを調べましょう。 業績が期待でき、かつ割安な株を購入するようにしましょう。

なお、どの指標も、業種による影響を受けます。 同業他社がどの程度の数値かも調べておきましょう。

EPS(一株当り利益)

EPSは、earnings per share の略で、1株当たりの利益を表します。 EPSは「当期利益÷株式数」で計算されます。 EPS値が大きい程、利益効率が良いことになります。

配当利回り

株主には、株の保有数に応じて、配当金が支払われます。 配当金額は、業績により変動します。 業績が悪ければ配当無しのこともあります。

株価に対する配当金の比率を、配当利回りと呼びます。 配当利回りが高い株は、割安である、と言えます。

企業により、配当を重視する度合(配当性向)が異なるので注意しましょう。 例えば、コンピュータソフトメーカーのマイクロソフト社は、配当を出さずに利益を事業拡大に用いることで、業績を上げ、株価を上げることで株主に報いる、という方針をとっていた時期がありました。

ROE(株主資本利益率)

株主が投資した資本(自己資本)に対する利益の割合のことを、ROE(株主資本利益率)と呼びます。 ROEは「当期利益÷株主資本」で計算できます。

ROEの値が大きい程、効率良く資金運用していることになります。

PBR(純資産倍率)

PBRは、price book value ratio の略で、資産に対する株価を表します。 PBRは「株価×発行株式数÷資産」で計算できます。

株価は会社への期待を示すので、PBRが高い株は市場での評価が高く、PBRが低い株は市場での評価が低いことになります。 PBRが低い株は、割安である、といえますが、あまりに低い場合は経営自体が危うい可能性もあります。

PER(株価収益率)

PERは、price earning ratio の略で、利益に対する株価を表します。 PERは「株価÷EPS(1株当たりの利益)」で計算できます。 利益に対し、株価がその何倍か、を示す値なので、高いほど割高になります。

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