結婚のメリット 社会保険
制度上は結婚=得
結婚制度上における結婚の金銭的メリットは非常に大きいです。
健康保険
同一世帯となることで、健康保険料の点でメリットがあります。
国民健康保険
世帯単位で保険料が決まります。 世帯割(家族数に関わらず一定)があることや、最大保険料が世帯単位で規程されていること等のため、世帯構成員が多ければ一人当たりの負担が軽くなるケースが多いです。
被用者保険
会社員の健康保険は企業の従業員で構成されるので、共働きの場合は夫婦が各々の会社の健保に加入します。一人当たり保険料負担は結婚前とさほど変わらないでしょう。
夫婦の片方のみが働く場合は、もう一方が扶養家族扱いとなり、一人当たりの保険料負担が軽くなります。
年金(第三号被保険者)
夫婦の一方が厚生年金または共済年金加入者で、もう一方が扶養家族の場合、扶養される側の国民年金保険料が免除されます。
通常の保険料免除は、将来受け取る国民年金(基礎年金)も減額されるのですが、第三号被保険者の場合は、保険料を納付したときと同様に支払われます。
なお、共働きの場合(一定以上の収入がある場合)や、扶養する側が国民年金加入者(自営業者やフリーランス等)の場合は、第三号被保険者扱いになりません。