年収100万円生活術

「暮らしてわかった!年収100万円生活術 (講談社プラスアルファ文庫)」講談社

アマゾン購入感想

作者の横田氏は幸せなんだろうな、と思った。この本には、色々な年収100万で生活されているための術が書いてある。
これらは、お仕着せでなく、しみったれてもなく、自慢でもなく、
自然な感。
これは「文庫本あとがき」で何となくわかった。
氏の母の死の話、太鼓の話、どちらも肩肘張らずほっとするいい話だ。
特に太鼓の話なんかは見栄をはったことの暴露話ありで氏の人柄を感じた。
やっぱり人の子だな、と。

だからだろうか生活術というタイトルながら、全体からは幸せ術、幸せになるための哲学、
という読後感があった。

「節約」は高度な知的ゲーム人々の物欲は飽和点に達し、浪費による地球環境への負荷も意識されるようになっている。
もはや、高いモノを買い集めて満足にひたることがカッコイイ時代とも思えない。

がむしゃらに働いて高価な消費を目指すのではなく、あくせくせずにモノにしばられないで心豊かに暮らす。
本書のような主題は、一つの限界に達してしまったバブル期までの日本人の生き方の「構造改革」の方向性を呈示しているのかもしれない。

そこまで大上段から構えなくても、どうしたら節約できるかを工夫するのはなかなかにおもしろいことだ。「この商品の値段はどうして決まったのか?」を真剣に考えるくせをつければ、その背景にある世の中もおのずと見えてくる。

10%の支出削減は、年利10%の利回りに匹敵する。節約は最大の投資でもあるのだ。

カッコよく、楽しい節約生活術今、私自身は無職に近い状態なんですが、
お金をかけなくても、カッコよく楽しく生きられる方法が、
具体的に書かれている。
この本は読んでいて、楽しくなるし、おもしろいし、
なんとなく癒されるし、元気にしてくれます。
私も金魚飼ってみょうかな・・・・・

穴だらけの試案会社なんか辞めてしまえっ!たとえ年収100万の生活になったとしても俺は生きてけるぜっ、きっと、たぶん、おそらく……。果たして生きていけるかどうか、この本を紐解いてみた。

なるほど、体験者ならではの実感や生活の知恵は溢れている。しかしこの本の一番の売りは第四章にある『年収100万一人暮らしの支出内訳』案であろう。月83000円で済ませるために、住宅費35000円、公共料金10000万円、保険2000円、食費24000円、こずかい6000円、貯蓄6000円、で計算している。一つ一つの数字は確かに根拠があるだろう。しかし年金の重要性を言っている割にはこの中に入っていなかったり、車は持たないという設定にしては交通費を計上していなかったりしていて、この試案は穴だらけであるとしか思えない。

私は100万は無理だ。しかし120万なら何とかなるかなと思った。

苦境を乗り越えていく自信 著者が、100万円で生活した経験をふまえて、節約の方法を紹介した本です。
 「税金は安く恩恵は大きく」といった主婦の視点とはちょっとちがう男性から見た節約の仕方が面白い本です。
 飲食店でいちばんコストパフォーマンスにすぐれているのは
「松竹梅の梅」のメニュー。
 使い捨てカメラのボタン電池は腕時計に再利用できる。
 など私は知りませんでした。
 銀行の優良取引先の経営者が、応接室で玄米おにぎりを2個持参して、お昼ごはんにしていた。
 というお話が印象的でした。


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