お金持ちは2度「カネ」を生かす(小山信康)
効果的なお金の使い方
お金で人脈を買う(銀座、グリーン車)、情報を買う(個人経営の居酒屋、床屋)。教育への投資(子供を海外留学させる、資格取得のための参考書を購入する)。

お金持ちは2度「カネ」を生かす!
お金をどう使うか?
節約(お金を使わない)で貯蓄する、というのが一般人の考えであるが、本書では、お金を支払うほど豊かになる、と説く。
チェーンの居酒屋ではなく、個人経営の飲み屋に行く。常連同士の繋がり(人脈)や、女将と話して仕入れる情報等の価値が大きいから。 1000円カットは時間・金銭の節約になる。一方、商店街にある床屋なら、マスターとの会話から情報を引き出せる。 銀座で飲むことや、新幹線のグリーン車にも、同様のメリットがあるらしい。
生活保護や失業保険をあてにしない
生活保護や失業保険等のセーフティネットは、どん底にいる時には非常に助かる。 しかし、それらを当たり前にするよりも、それらに頼らず自立することを推奨している。
「頑張っている」が自分基準になっていないか? 東大合格者は、東大に受かるための勉強を当たり前と思っている。 自分が必死に頑張っていると思っても、他者から見れば当たり前のことかもしれない。
小山信康氏について
サーティファイドファイナンシャルプランナー。 貯金のできる人できない人等を執筆している。