老後がこわい

老後がこわい (講談社現代新書)

アマゾン購入感想

自分の老後について私は独身で病気で体が不自由です。著者が書いていましたが、私も自分の母親の死を乗り越えられそうもありません。そうなったら私は死を選ぶと思います。私の願いは一日でも早く自分が亡くなることです。

男女問わず読んでみる価値がありますシングルで仕事に一所懸命・・気づいたら更年期すら通り越していた女性というのは、今の日本では決して珍しくありません。

いくら生殖医療がべらぼうに発達したからといって結婚はともかく、出産には適した時期というものがあるわけですから、やはり、自分自身の人生を見つめる真剣さは女性にかなうものではありません。

シングルライフを謳歌した後にやってくる人生のたそがれ時、その不安というものは、いわゆる「負け犬」女性だけの問題だと思っていたらとんでもないことになりそうです。

男子の多くは女子のように「更年期」を経験することなく、のべ〜っと暮らして、自分の老後も介護も、なんとなく誰かがやってくれるのではと思って安心しきっているようです。

著者とわたしはほぼ同じ世代です。わたくしごとですが、本年でいよいよ人生わずか五十年のとしをむかえ、ようやく老後に向き合う気持ちになりました。本書が書かれたのはいまから数年前で、その慧眼ぶりは聡明な著者ならではですが、男子と女子の精神年齢はやはり数年の隔たりがあるのでしょうか。弱音を吐くことができない、自分自身の弱さときちんと向き合うことのできない男子の老後こそが本当は大問題のような気がいたしました。

上野千鶴子氏の「男おひとりさま道」に引き続き手にした本書ですが、上野氏が常に「上から目線」で論破するのに対し、本書の香山氏は書き手と読者の目線が等しく(というか、時には下から目線かも)好感が持てます。また、第一線で活躍されているスーパー女性の多くが実は濃厚な母・娘関係を卒業できずにいる例の考察など、大変興味深く拝見いたしました。

これは、大変な良書と思い星は五つといたします。

「一女性」から老後についての思いを語ったエッセー精神科医として知られる著者だが、この本では精神科医としての
見解や見識はほとんど提示されておらず、40代で子どもがいらっしゃ
らない「一女性」の視点から見た、老後に対する思いをつづった
エッセーのような本。

母を亡くすという今後くる大きな出来事を乗り越えられるかという不安、
シングルの女性だからということで受ける社会での待遇の現状、
愛するペットの死への不安、満足いく老後を送られるだけの資金や年金、
また老人ホームなどの施設の現状…
50代に迫ろうとする筆者の今後の老後への主として不安な気持ちを
現状をデータで示しながら赤裸々に語った本である。

タイトルどおりの内容であり、読みやすいが、どの分野も広く浅く扱っているため、
深さはあまり感じられなかった。

答えの出ないことには無理に答えなくていい 老後の資金、住居、介護など、こまごました事柄を拾ってはいるが、著者が書き買ったことは、そんなことはでないだろう。
 著者は親の死に恐怖し、ペットの死に悲しみ、それを経験しないで死ぬことを夢見ている。それは、病気にかかって、親に看取られることである。
 この部分に私は強く共感した。自分の死は受け入れられるが、肉親の死は耐えられないのである。たとえ、死が身近な存在である医師といえども。

老後の心配事と、その現状、そしてどう考えるか・・・「負け犬」と呼ばれる独身女性が、年を取るとどうなるのか・・・?
今から考えようとする本です。

心配ごととして、「棲家」「親の介護」「病気」「自分が死ぬ準備」
等のテーマについて書かれています。

調査などから、それぞれが、年配の独身女性にとって
現状どうなっているか、どう考えて、準備し、乗り越えればよいか、、
等が書かれています。

身につまされる内容が多かったです。。考えないようにしてる問題に
目を向けてくれる貴重な1冊です 。

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