繰り上げ給付

60才から年金受取

繰り上げ給付とは

国民年金(老齢年金)は、通常65才から受け取りですが、65才より前から受給することができます。最も早い場合は60才から受給することができます。 繰り上げ給付を選択すると、付加保険料および国民年金基金の付加年金部分も繰り上げ給付されます。

繰り上げ給付額

国民年金の繰り上げ給付をすると、給付開始時期は早くなりますが、受給額は少なくなります。65才を100％とすると、1年早めるごとに6％ずつ減額されます。64才受給で94％、63才受給で88％、63才受給で82％、62才受給で76％、60才受給で70％となります。
※数字は昭和16年4月2日以降に生まれた方の場合です。

損か得か

繰り上げ受給すると、受取開始は早いですが、受給額が減るため、長生きすると総受給額は通常よりも少なくなります。65才から受給と比較すると、76才で年金受取額が逆転します。

グラフは標準(65才から)と繰り上げ受給(60才から)比較。 横軸は年齢、縦軸は受給総額。国民年金年額792,100円として計算しています。 計算式は年金繰上げ受給をごらんください。