繰り下げ給付
70才から年金受取
繰り下げ給付とは
国民年金(老齢年金)は、通常65才から受け取りですが、65才より後で受給することができます。最も遅い場合は70才から受給することができます。 繰り下げ給付を選択すると、付加保険料および国民年金基金の付加年金部分も繰り下げ給付されます。
繰り下げ給付額
国民年金の繰り下げ給付をすると、給付開始時期は遅くなりますが、受給額は多くなります。65才を100%とすると、1年遅くするごとに8.4%ずつ減額されます。66才受給で108.4%、67才受給で116.8%、68才受給で125.2%、69才受給で133.6%、70才受給で142%となります。
※数字は昭和16年4月2日以降に生まれた方の場合です。
損か得か
繰り下げ受給すると、受取開始は遅いですが、受給額が増えるため、長生きすると総受給額は通常よりも多くなります。65才から受給と比較すると、82才で年金受取額が逆転します。
グラフは標準(65才から)と繰り下げ受給(70才から)比較。 横軸は年齢、縦軸は受給総額。国民年金年額792,100円として計算。 計算式は年金繰下げ受給をごらんください。